

ディスポーザブル(使い捨て鍼)のステンレス鍼を、患者さんにあったいろいろな手技を使って刺激を調整します。症状によっては直流電気鍼やパルス治療なども行います。皮膚に接触させるだけのローラー鍼やてい鍼。シールのような円皮鍼や皮内鍼もあります。
半米粒大のひねったもぐさを8分間程度
燃やしたところで止める知熱灸や、間接灸、台座灸、しょうがにんにく、塩の上にもぐさを燃やす隔物灸、棒灸や棒灸を使った枇杷の葉灸を行います。
吸玉療法は数千年の歴史をもつ中国の
民間療法の一つです。吸玉療法は拔罐療法、吸角療法ともいい、皮膚に吸着させ刺激を与えることによって血液の循環をはかり血行を良くすることによって筋肉のコリなどをほぐします。
温灸の治効作用は @温熱作用 A
血行促進作用 B新陳代謝促進作用 C鎮痛作用 D利尿(水)作用 E殺菌・解毒作用 Fツボの特殊作用の7作用によるものでありますが、中国温灸はさらに薬草、いわゆる肉桂・雄黄・乾姜・独活・川椒・白シ・丁字・木香・乳香・没薬・細辛・蒼求等の薬草を配合し、もぐさとともに燃焼しつつ皮膚の毛穴を透して血液中に吸収させて全身の組織に働きかけ、温灸の効果をさらに強化したものです。
おわん灸は陶器(セラミック製)のおわん
にもぐさを入れて温めるお灸。
日本人には馴染みの深い陶器(セラミック)ですが、陶器には適度な温熱(400℃前後)を与えると、生物の生長に必要な遠赤外線の音波が発生する性質があるのです。遠赤外線は皮膚の表面だけでなく、皮膚から数10mm奥まで熱が浸透し細胞を元気にすることができる効率的な温波なのです。
昔から日本各地のお寺では“かわらけ灸”“すり鉢急”“ほうろく灸”というご祈祷の風習がありますが、これは弘法大使が中国から伝えた漢方医術のひとつ。何千年も前から中国では陶器の上でもぐさを燃やすことが効果のある治療として取り入れられていたことがうかがえます。おわん灸はこの陶器(セラミック)ともぐさの相乗効果が期待できる古い習慣を新しい原理で立証した文字通り立証した“温故知新”のお灸器具です。
枡温灸は枡の中にもぐさを入れて燃やす
方法です。ツボをワイドにとらえるため、ツボが集中する腰、腹、背中への温灸として使います。
鍼灸専門学校時の中医学の恩師である
医学博士 邵 輝(ショウキ)先生が開発した温灸器です。熱源はヨモギを炭化させたものを使っているので、遠赤効果もあるすぐれものです。ベルトがあるので足裏など、どこでも温めることができます。
皮膚の表面だけでなく、皮膚から数十ミリ奥まで熱が浸透し細胞を元気にすることができる効率的な温波なのです。鍼を置鍼して上から遠赤外線温熱治療器をかけると灸頭鍼のような効果が期待できます。